XLINKと ILINK
XLINKと ILINKは両方とも、 1つ以上の再配置可能オブジェクトファイルと 1
つ以上のオブジェクトライブラリの指定部分を結合し、実行可能イメージを
生成します。 XLINKでは、 IARシステムズのツールによって生成される
UBROFフォーマットのオブジェクトファイルしか入力に使用できません。出
力は、 UBROFまたは XLINKがサポートしているその他の出力フォーマットで
行われます。 ILINKでは、 ELFフォーマットのオブジェクトファイルを入力に
使用し、 ELFフォーマットの実行可能イメージを生成します。
バージョン 4.xでは、コンパイラはコードおよびデータを UBROFのセグメント
に配置します。このセグメントは、 XLINKにより、リンカコマンドファイル
で指定されているディレクティブに従って、メモリに配置されます。リンカ
コマンドファイルは、コマンドラインを拡張したもので、あらゆる XLINKの
コマンドラインオプションを指定するこ とができます。バージョン 5.xでは、
コンパイラはコードおよびデータを ELFのセクションに配置します。
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